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初めて聞いた用語「段鼻」

2018年10月10日

建築用語や土木用語には、変わった言葉が実に多いと思います。
「〇〇を持って来てくれ」
初めて聞いた時には何を指しているのか分からず、対応出来ずに困った事を思い出します。

段鼻(だんばな)

この言葉も、最初は何を言っているのか分からなかった言葉です。
分譲マンションの開放階段(非常階段)で初めて聞いたので、階段のどこか一部を指しているとは思いましたが、恥ずかしながらまったく分かりませんでした。

分譲マンションの開放階段に限らず、段鼻と呼ばれる箇所は存在しています。

玄関ポーチの階段部分

家の中の階段部分にも使われる言葉です。

室内階段

 

段鼻は、階段の足を乗せる部分の先端部分になります。
鼻筋に高低の段がついた鼻のことを言うともありますので、先端の溝になっている部分を指しています。

階段の足を乗せる部分

段鼻

室内階段でも、段鼻にはこのように溝が付いています。

室内階段の段鼻

建材会社(メーカー)によって段鼻の溝の付け方にも違いがあります。

室内階段の段鼻部分

二本筋と一本筋。
個人的な感想ですが、段鼻の溝が一本の方が若干滑りやすい気がしました。
勿論、スリッパの差がでる場合もありますので、現在マイホーム計画中の場合には、住宅会社巡りをする中で、いろいろなタイプの階段(段鼻)を試すことをお勧め致します。

ある調べでは、お子様の怪我の7割近くは家でのものとあります。
大人になっても意外と怪我をするのは、注意不足になりやすい家の中の怪我だと思います。
私も階段で足を踏み外し、2度膝を痛めています。

段鼻の仕様の差で滑り止め効果が少しでも上がれば、室内事故の軽減にはなります。

用語に関する第1回目の投稿は、「段鼻」を取り上げてみました。
今後も私が初めて聞いて理解できなかった用語を取り上げていきます。

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